
今もウクライナで戦争が続いている。戦後80年が経ち、世界は平和へと向かっているものだと思っていた。それは単なる「平和ボケ」でしかなかったことに、震撼した。あれから、二年。終わりそうにはない。
改めて、「人はなぜ戦争をするのか?」と思うし、何度も何度も考えてしまう。
ある土地に移り住む。誰も住んでいない。それを自分の土地として住み、開墾し、田畑を作り、家畜も飼う。そこへ後から来た者が、稔っている物を勝手に取って食べる。当然のように、ケンカや争いになる。そして、どちらかが勝って、もう一方を追い出す。しかし、追い出された者がそのまま出て行ってくれるか、引き返して、再び争いになるか。あるいは、全く別の者が来て、更に争いは複雑化していくか。
最近、中国の歴史に触れた。何度も何度も戦争が起こり、新しい国家が建設される。
国を作ったのに、また誰かが奪いにくる。それの繰り返しだ。
世界も、有史以来ずうっと、争い続けている。
旧約聖書を読むと、「勝利は主のもの」と書いてあって、神様が勝利に導いてくれる。しかし、神様は「平和の君」とも呼ばれていて、「正義による平和」のための戦いを制するようにとり計らっている。
独裁国家が作られ、そこで人々が圧政に苦しめられていれば、神様は助けの手を伸べてくれる。そして、平和で幸せを皆が享受できる国は、存続されているようだ。
ウクライナが「ロシア正教」から「カトリック」に変えたというニュースを聞いた。
プーチン大統領とその戦争を支持しているとするのなら、ロシア正教は、キリスト教ではないと思う。
かつて、『王権神授説』などを正しい教えとしてきたキリスト教は大きな間違いを犯していたと思う。
ガリレオ裁判もしかり。
イエス様が教えた教えとは、違う。従来の欧米のキリスト教には疑問が多いし、現在流行しているキリスト教も「異端(カルト)」のようなものも混ざっているし、そもそもキリスト教ではないようなものもある。
どうぞ、教会を選ぶ時は、よく調べてください。そして、今行っている教会も本当に正しいか、考え直した方がいいこともあります。
もし、カルトだったら、一生を棒に振ることになるし、国家カルトだったら、戦場へ送られて、虫けらのように殺されてしまうか、殺人鬼のような人殺しにされる。
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