郵送投票、なぜできない?

かつて、森喜朗首相が「(選挙に)関心がないといって寝てしまってくれれば、それでいいんでしょうけれどもそうはいかないでしょうね」と言ったことがあった。
今は高齢者で、関心もあり、行きたくても、歩きにくく、投票場に行くのが困難な人が多い。高度の身体障碍者とかコロナ患者とかだと、郵送投票ができる。
アメリカの大統領選でも、郵送投票ができるのに、なぜ日本ではできないのだろうか。
そう考えた時に、森首相の言葉に本音を見る。「投票に来てほしくない」ということなのだろう。
「浮動票の人には来てほしくない」「今まで選挙に来たことのない人(若者)には来てほしくない」ということは、そういう人が投票することで、政治が変わることを意味している。
郵送投票にするとそういう人が投票することが多くなるということを避けたいのだろう。
今まで投票してくれていた人が投票できなくなることよりも、そちらを怖がっているとしたら、「仁義にもとる」行為なのではないだろうか。それとも、家で静かに「腹を切ってくれ」ということなのだろうか。悲しい。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました