旧統一協会の人たちは、この二人を「再臨のキリスト」「真の御父母様」として信じている。その多くは日本人の若者だった人たちで、現在は皆高齢になっていることだろう。「合同結婚式」が話題になった時に、有名人も入信していたことを知って驚いた人たちもいたことと思う。
そもそも、「再臨」も起こっていないのにどうして、再臨のキリストがいるのかわからない。再臨には携挙が伴うが、そんな気配は世界中のどこにもなかった。
それに、ユダヤ人だったイエス様がなんだって、韓国人になっているのかもわからない。「イエス」という名前と「文鮮明」では、こじつけの説明があったとしても、全く関連性を見出せない。
なのに、どうしてこんな人たちを信じ込んでしまったのか、正直あきれてしまう。
たぶん、一番簡単な理由は、「日本人がキリスト教を知らないから」だろう。ちゃんと理解していたら、こんなものを信じることは、まず考えられない。
麻原彰晃も大川隆法も「自分は【キリスト】だ」と宣言している。どちらも仏教徒のような恰好をしているのに。まして、二人は日本人にしか見えない。まだ、韓国人の方が中東に近いのかも知れない。
今、韓鶴子(文鮮明の妻)は、「真の御父母様」が成り立たなくなったので、「マザームーン」とかを名のっているらしい。それまでの「原理講論」などの神学を全部捨てて。
まるで、「無原罪マリア」であるかのように。
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