また逢う日まで

(義)母が先週、天に召されました。三か月間入院していました。
夜トイレに行く時に歩きにくくなっていて、座り込んでしまった時に、腰骨辺りの圧迫骨折が起こったようで、痛みから、寝たきり状態になってしまい、翌々日救急車で入院となりました。その直後から、食事も水も喉を通らなくなってしまいました。
昨日の新聞の週刊誌の広告の見出しに、圧迫骨折で誤嚥性肺炎になるという記事を見つけて、母はこれだったのだと思った。
三か月の絶食と終わりの二週間は点滴も入らなくなり、「即身成仏」のようだった。仏教徒なら、逸話になるのかも知れないけれど、母は2020年のクリスマスに洗礼を受けて、クリスチャンになっていた。
母は苦しむこともなく、穏やかに静かに過ごしてくれて、お見舞いに行っても苦しむ様子を見ることなく、帰りには手を振ってくれていた。
葬儀の準備の時に服を着替えさせてくださった方が、「キレイな状態ですね」とほめてくださった。
私の両親は子どもが生まれた時にはいなかった。だから孫には、おじいちゃんとおばあちゃんは一人ずつしかいなかった。(実)母を送って26年が過ぎて、身内を送るのは久しぶりだった。
ひとりの牧師先生が、「最近、だんだん天国の方が賑わっていく感じがしますね」「大切な人が、天国に帰ると天国が、身近に感じることもありますね」と話してくださいました。
本当にそう思います。
いつかは、自分も行く道。死を知ることで、今をどう生きるかを考えさせられる。
おかあさん、またね💖

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