久しぶりにタイタニックを見た。
ローズは17歳で政略結婚をして、「籠の鳥」になり、一生自由のない生活をしなければならないと思い、自殺を図るが、その時にジャックに逢う。
最近(というか、戦後くらいから…)、『男女平等』のことが何度も話題に上っている。でも、男女平等ではなく、ずうっと『男性優位』の社会が続いている。
「ふたりはプリキュア」だったと思うが、女の子が「グーパンチ」で敵を倒すシーンに驚いた。幼稚園や保育園や小学生くらいまでは、体力的にも男女にそんなに大きな差はないのかも知れないが、思春期を迎える頃には、体力差は大きくなる。その時、自分が「男なんだ」「女なんだ」と自覚させられる。
男にとって優位な世界は、女にとって不利な世界である。
私が子どもの頃はまだ戦争の空気があったから、「女はいいな、戦争に行かなくていいから」と思っていたが、今は女性も戦争に行かなければならない。
でも、女性は女性であることで、とても大きなハンディというか、制限がかかる。
大学生の時、ハンサムな男の先輩が街中で、女性から触られて痴漢に遭った。でも、それはとてもまれなケースかも知れない。それに比べて女性で痴漢に遭う人の数は相当だろう。
女であるというだけで、男の欲望の対象として見られるというのは、とても理不尽なことのように思える。しかし、一方でその魅力を武器にして、「得をする」というかも知れない。
聖書の中では、男も女も「呪われている」。でも、それは同時に「祝福にも変えられる」と、私は信じる。
男であること、女であることが、良かったと思えて、あるいは、そんなことに関係なく、自分の夢を叶えることができる社会になってほしい。
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