「神様あなたはどこにおいでですか?」とか、そもそも「神様はいるんですか?」と、私たちは思い悩み、「神様助けてください!」と叫びながら、その手応えを感じない。
そして、迷い、自分で勝手に神々を作り、自分の願いや夢や時には欲望を叶えてもらおうとする。残念なことにその後ろに憑いている悪霊たちが、迷わすために時には応えてくれるかも知れない。
アダムとエバが創られた当初、人は神と顔と顔を合わせて会話をしている。しかし、罪を犯し、エデンの園を追い出された後、徐々に神が見えなくなり、声も聞こえなくなっていった。
穢れた人は神に直接会うことができないので、「御使い=天使」が、神様の言葉を伝えることになるが、それも穢れの少ない選ばれたものだけになった。そうした人を「預言者」等と呼んだ。
そんな預言者の一人が、モーセだった。モーセは神に呼ばれた時に、神様の名前を聞いた。神は「私はある」という名前だと教えてくれた。
現代の人間は、「神などいない」と言う。しかし、皮肉なことに「神はある」という名前で、確かに存在している。なのに、その神様に会うことも出来ず、知ることもできない。
この本物の神様の存在を知ることが、何よりも大切なことだと思う。
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