
スペイン、ポルトガル、オランダ、イギリス、フランス…などが海外進出し、世界中を『植民地化』していった。その一貫として、日本にもスペイン、ポルトガル、オランダ等がやって来た。
幸いなことに、日本は植民地化されなかった。それは、日本人の文化レベルの高さが貢献したからだと思う。
しかし、日本は国内の混乱を避けて『鎖国』となったが、それもアメリカのペリーが来て『開国』となった。その当時、世界は『清国』に触手を伸ばして、植民地化しようとし、イギリス等は『アヘン』を無理やり売って、清国には中毒者が増え、それを止めようとすると戦争を仕掛け、香港を割譲させる。ヤクザと変わらない。
その時、日本が富国強兵をしていなかったら、日本も香港と同じ運命をたどることになっただろう。
今、ウクライナを巡る状況が大きく変わった。それまでは、ロシアによる植民地化を阻止する欧米という『正義の味方』に見えていたものが、トランプさんの「レアアース」発言によって、大国による植民地の取り合いに変わった。
トランプさんとプーチンさんの二人で、「ウクライナをどのように分割支配するか」と話し合うのは、植民地支配、帝国主義と変わらない。
トランプさんは、インデアンを虐殺し、追い出し、囲い込んだ、西部劇のヒーローでも気取っているのだろうか。「良きアメリカ」の象徴は、非人道的で、人権無視の無法地帯でしかない。インデアン(この呼び方がそもそもおかしい)が野蛮で、無法者なのではない。アメリカに押し寄せたヨーロッパ人が野蛮で無法者だったのだと思う。
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