
「サボテンにはトゲがある」という言葉を若い頃によく聞いたように思う。当時は、「かわいい女の子には気を付けろ」的な意味を含んでいたように思うけれど、最近はそんな意味合いでは使っていないようで、ネットでは見つけられなかった。間違った使い方だったのだろうか。
でも、写真のサボテンはかわいい。しかし、トゲだらけだ。かわいいからと抱きつくことはできないだろう。
サボテンは砂漠のような乾燥地帯にあって、中に水分をたくさん含んでいるから、動物としては食べたいのだろうけれど、トゲがあって食べられない。動物にとっては、何とも切ない話のようにも思う。
以前にうちわのような形のサボテンのトゲを抜いたり、ナイフで削ぎ落としたりして人間は、上手に焼いて食べているのをテレビで見たことがある。
人間には、知識と知恵がある。他の動物とは、やはりどこかが違う。
その知識と知恵で、戦争をして人殺しをしているとしたら、何かが間違っているように思う。
人間には、鋭い牙も角も爪もない。本来は、穏やかで平和なものに創られているのだと思うのだが。
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