
朝日新聞に、悩みを抱えている女の子が多いという記事が最近よく載せられるようになっている。不登校の子やSNSの悪影響など、特に女性に影響が強いことが書かれてあった。
思春期の女の子の心の不安定さは、とても大きいのだろうと予想できる。それが最近はもっと影響力を増し、傷つく子が多いようだ。
私には、女の子どもは与えられなかった。神様の有難いお計らいであると感謝するしかないが、一方ではとても残念だった。女の子を育てたかったし、傍にいてほしかった。しかし、妻に言わせると私には女の子は育てられないと断言された。きっと、女の子だったら、どこへも出すこともできず、家の中の手の届くところにしか行かせることはできなかっただろう超ウザい父親になっていたことだろうとのことだ。
でも、私には学生時代、姪ととても楽しい日々を過ごした思い出と、何よりもありがたいことは、大学生と大学院生の時に、周りにたくさんの女の子たちがいて、たくさん話をしたという尊い体験をさせて頂いた。
特に大学生の時には、「美研(美術研究室)のカウンセラー」とのあだ名を付けて頂ける程、女の子たちの相談を受けた。教育学部だったので、私の学年は女の子16人に対して、男は2人だけだった。先輩たちも、後輩たちも似たような構成だったので、話し相手は自然と女の子たちばかりになった。
また、家族も男兄弟三人、女姉妹三人だったので、その姉妹たちともよく話をしていたから、女の子と話しをすることにはあまり抵抗がなかった。でも、実際は高校までは、女の子と恥ずかしくて殆ど話せなかった。
今年から前期高齢者になったので、そろそろ女の子に対して少し思い出話などをして、何かの助けになれればと願う。ウザいおじいさんにならないように頑張りたい。よろしくお願いします。
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