
イスラエルとイランが停戦合意をした。でもその直後にイスラエルはイランのレーダー施設を攻撃して、本当に停戦する気があるのか疑問に感じる。
トランプさんは、この停戦を仲介したことをもって、「ノーベル平和賞」をもらうつもりだったのが、イスラエルのおかげで、遠のいて怒っているのだろう。
しかし、イランがすぐに停戦合意したことの方が、とても怪しい。このまま戦争状態が続くのは得策ではないと考えたからだろう。今、イランが一番守りたいのは、「濃縮ウラン」だろう。彼らはそれをどこかに隠している。停戦なれば、すぐにでも濃縮を最終段階へと持ち込めるだろう。そうすれば、数か月から半年のうちに数発の核爆弾を作ることが可能だろう。
そもそも、「核兵器を持っている国に核兵器を作るな」というダブルスタンダードなど、イランに通用するはずもない。それに、イランが停戦したからと言って、ヒズボラやハマスやタリバンなどのテロ組織が停戦するわけではないのだから、停戦合意自体にほとんど何の意味もないだろう。
そして、イランは単純にイスラエルを「消滅」させようと考えているのだろう。
今回の核施設への攻撃は、これまで躊躇していたイランに核兵器を作る決心をさせたのだと思う。
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