泉ケンタなら…

 先日、泉ケンタさんの事務所から電話がかかってきました。参院選の投票をお願いします、という内容だった。泉さんとは、私がPTA会長や地域の自治会の理事をしていた時にお会いして、お話をする機会がありました。「子どもの集い」のために、私の作った竹とんぼを小学校のグランドで夢中で飛ばして遊んでいる姿がとても爽やかで、若々しく、素敵な人だと思ったのを覚えています。
 代表になられたときには、不思議とうれしく感じました。
 私は、職業柄どこの政党も支持していませんし、どの政党も支持しているつもりです。その時々で投票先は変わります。
 でも、たぶん一番の視点は「弱者にやさしいか?」だと思っています。
 キリストは、権力者、権威者、政治的な指導者、金持ち、奴隷に対する主人、宗教的指導者等々、「強者」に対して厳しい目を向け、批判を繰り返し、その妬みや反感から十字架にかけられました。正しい人が正しいことを言ったからと言って、それが社会に反映されるのではなく、力あるものによって捻じ曲げられ、押しつぶされるのだということを示しています。
 泉さんが代表を下ろされた時には、ガッカリしました。
 政権を投げ出し、安部さんに禅譲でもした名君でも気取っているかのように見えた野田さんには、当時本当にあきれる思いで、残念に思いました。妻が子どもの頃過ごした、「ふなっしーの里」の船橋出身だというので、親しみを持っていましたが、本当に失望しました。その人が代表になって、「もう立憲はないな」と思いました。
 そんな中、今回の米騒動で、「バナナのたたき売り」発言をしたのは、辞任に値いする失言だと思います。国民民主の玉木さんは「エサ米」発言で、悲しすぎます。
 今うちでは、そのバナナのたたき売りで安く買った「エサ米」を食べています。
 石破さんと小泉さんの方がはるかに立派に見えます。
 それで、泉さんの事務所からお電話には、「泉さんが代表になるのなら、考えてもいいです」とお答えしました。
 

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