国民・公明・維新・参政 三or四党合意

 この四党の中で、三つなり、四つなりで協議して、合意したものを自民か立憲に飲んでもらえれば、総理大臣を決めたり、法案を通したりが可能になると思う。
 これこそ、少数意見を政治に反映させるという意味では、民主主義のあるべき姿のように思う。
 103万円の壁とかが、国民民主の主張として実現しようとしていることが、とてもリアルに感じられる状況になったのだろう。
 これまでの自民党によるほぼ一党支配的な「権威主義」的な政治形態から、より民意が反映されやすい状況になっているように思う。
 参院選で、右翼的保守が参政党に抜け、旧態依然の執行部になり、公明党が連立を解消した今の自民党の姿は、ある意味ミイラのようなセミの抜け殻のように見える。
 前回も書いたかも知れないけれど、どうして「昔は良かった」的な方向に流れるのだろうか。
 高市総裁が語る『夢』は夢ではなく、『思い出』のように見える。
 それはこれまで、自民党が行って来た、「昭和の日」を作り、「昭和は良かった」と言って、「昭和100年」を祝っても、それは第二次大戦に負け、悔し紛れに美化し、他国に謝罪することもなく、自己正当化し、作り笑顔を振りまいて、アメリカに媚びを売り、ポチのように従って来た時代を指しているようで、悲しい。
 ちゃんと、世界に向けて第二次大戦の大罪を認め、謝罪し、アメリカに対しても正々堂々と意見を言い、世界平和のためにこれまで以上に貢献していく立場を表明し、今起こっている地球温暖化や食糧問題や国際紛争や富の不均衡や人権問題にきちんと向き合っていくことで、本当に光り輝く未来を夢見ることができ、この国で子を産み、育てることに希望のある公平で公正で平和で豊かで、何よりも楽しい国を目指してほしい。
 昔の自民党はもっとそんな感じだったのではなかったのだろうか。学生時代は左翼的な傾向が強かった時代だったと思うが、当時の自民党は案外好きだったように思う。だから、残念に思う。

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