山上被告と安部元首相の関係

「安倍晋三元首相と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関係は、祖父の岸信介元の時代から続く3代にわたって深い繋がりがあり、教団は政治家への支援関係を固め、特に安倍氏の政策や選挙活動に影響を与えています」とグーグルで検索するとAIが応えてくれます。

 今回の山上被告の裁判を見ていて、全部を山上被告の個人的な問題として判決を出そうとしているように見えます。でも、安部元首相を選んだ動機は安部元首相と統一教会の関係を知っていたからという動機につながる部分として重要な要素になることについての究明・解明はほとんど出て来ません。

 統一協会の問題の相談を受けていて、何度も聞いたことは、「自民党との関係」だった。統一協会の下部組織に「勝共連合」というものがあり、読んで字のごとく「共産主義に勝つ」ということで、反共を掲げた「武闘組織」だった。私が学生の頃に高知大学の学生会が勝共連合に乗っ取られたという話を聞いたし、ある牧師のところで説得されていた青年はマンションの三階から飛び降りて逃げたりした。
 だから、統一協会の問題はよく共産党の人たちに持ち込まれ、彼らはその相談に乗ってくれていた。

 未だに旧統一教会(世界平和統一家庭連合)は、解散に至っていない。もっと早い段階で解散させていれば、被害者も救われたかも知れないし、安部元首相銃撃事件も起こらなかっただろう。

 「安部元首相・自民党との関係」を解明することはないのだろうか。
 昨日、NHKの関西熱視線で、この事件のことが取り上げられていた。山上被告のことはとても詳しく、プライバシーまでも詳しく晒されていたが、一方の安部元首相と統一協会のことはほとんど触れられていなかった。
 NHKは、相変わらず自民党のお抱え放送局なのだろうか。

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