
大学生の頃はテレビが無かったので、いくつも見落としたものがあった。その中で、一番は『ガンダム』で二番目は『金妻』だったと思う。
『金妻』というと『不倫』として、とてもスキャンダラスなイメージで、不潔とか言われそうだ。
この『金妻』には、思い出がある。広大の大学院にいた時に、良くしてくださった先生が授業が終わると、再放送になっていたこの『金妻』を「一緒に見よう」と誘ってくれた。薩摩の焼酎「伊佐美」まで用意してくれていた。
『恋に落ちて』という歌が一世風靡するほど流行っていて、世は不倫だらけだったかも知れない。
他大学から来た私には、知り合いがほとんどいなかったので、とてもありがたかった。それにしても「『金妻』を一緒にみたい」と思ってもらえるというのは、どういう感覚なのかわからなかったが、先生が言うには、「『恋に落ちる』という感じがわかる」ということのようだった。
源氏物語などの中には、「長恨歌」などの話が出て来る。楊貴妃と玄宗皇帝の関係、「比翼の鳥・連理の枝」等。その中でも、「前世の因縁」というのが、繰り返し出て来る。
「誰かを好きになる」というその感覚が「どこから来るのか?」と思う時に、その根拠がわからない。しかも、本当に「恋に落ちる」という、あまりにも強烈で、身動きができなくなるような、法を犯してしまうほどの思いの根源を求めるとそんな言葉になるのだろうか。
現代では、「前世」なんて言わないで、「運命」というのかも知れない。私的には、「遺伝子」だと思う。ご先祖様から受け継いだ「好み」なのだと感じる。
今日は金曜日で、昔は「華金」と言われていた。不倫ではない、素敵な恋をするのには最適な日。デートをするのにはもってこい。よい一日でありますように。


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