
卒業式の時期ですね。卒業して行く人たちは、これから新しい人生を選択していくことになるというお話をいろんな人から、いろんな場所で聞くことになるのでしょうね。これは、人生の大きな変化の時であると言えるからだと思います。
でも、実際は小さな『選択』をする度に人生は決定され、無限にあった選択肢はその度に数を減らしているのだと思います。
ティッシュを一枚取る人生と取らない人生と、大きく思えないものでも分かれていく人生。
結婚式のお仕事をしていた時には、「この人を選ぶ人生」と「選ばない人生」ということを何度も考えさせられました。結婚に至るまでには、様々な選択肢の中から、選択をし続けて来たのでと思います。その選択の一つ一つが結婚式の誓いの場に立つ二人にはあったのだろうと考えていました。
選んでしまえば、元へ戻ることはできないでしょう。だから、選ぶ前にシミュレーションを何度も繰り返したのかも知れません。
「誰と結婚するか」というのは大きな選択でしょう。選ぶ相手が違えば、生まれて来る子どもが違うというのは、やはり大きな選択をしなければならないだろうと思える理由になると思います。
だから、『夢』の中には、幾つものワールドが存在していると思います。でも、選べる世界は一つだけなのでしょう。後悔してもドラマやアニメのようにやり直しはできません。そんな選択を経験も知恵も知識もない時でもしなければならない。人生とはとても厳しいものなのですね。
上掲の写真は伏見の宇治派流です。サクラの木が待っています。まだ蕾ですが、まもなくここは満開の桜に満たされるのでしょう。その美しさを思い描くことができます。
まだ咲く前の今なら、思い描く無数の未来があると思います。
この春から、どんな人生を描きたいですか。心の中にある世界から最善の一つをお選びください。
祝福と導きをお祈りしています。


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