食の安全保障

お米の値段が高い!
5kgの袋しか、お店では見なくなった。5kg、3,000円はツラいです。
国の備蓄米を放出してくれれば、価格が安定しただろうに、農家におもねった政策を政府は選んだのか。
昔、自民党は農協を選挙地盤にしていたが、「減反政策」をしたり、「自主流通米を解禁」して、農協離れを示したかたちになっていた。
それがここに来て、急に農家の方に立ち位置を変えたように見えるフリをしている。総選挙前で、昔の誼みに頼もうと思っているのだろうか。
でも、そうではなくて、「物価値上げ」を正当化させようとして、インフレに舵を取っているのだろう。
お米は昔お金と同じように流通していた。日本の食の一番の基盤だった。
それが、GHQの意向なのだろう。学校給食を通して、「洋食化」を目指し、見事に和食から洋食へ、国民の嗜好を変容させた。
しかし、今「食の安全保障」ということが言われるようになっている。日本にとって、お米の自給率はほぼ100%だけれども、そもそもの消費量が、私が子どもの頃と比べると、たぶん半分以下になっているだろう。
それは、食糧自給率が50%ないのと連動している。
お米の消費量を増やして、海外からの物品の輸入量を減らせることが、何よりの「食の安全保障」になるだろう。
新米の価格を上げることで、物価高を応援しているかも知れないが、逆に「お米離れ」になったのでは、元も子もないと思う。代用食品はいくらでもある。目先の政策ばかりではなく、長期の政策を立てて、国民を守ってほしい。

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