トランプさんが、アメリカ大統領に当選した。「アメリカ第一主義」で、「環境問題からは撤退」等など、トランプさんが、当選することによって起こるであろう様々なことが、現実的になった。
予想では、ハリス氏の当選が見込まれていたようだが、蓋を開けるとトランプさんだった。
第一次世界大戦時、アメリカの不参加が問題だとされ、国連がアメリカに置かれることになったが、再びアメリカは、世界よりも自国に集中することになるのだろう。それにより、世界も「ナショナリズム(国家主義)」が、前回同様進むと考えられる。
「サイレントマジョリティー」という、声を上げられない人たちがいて、表面的にはハリスさん優勢に見えていたが、本音はトランプさんだったのだと思う。
彼らは、口に出すと、「差別だ」とか「偏見だ」とか「国粋主義だ」とか「原理主義的宗教だ」とか言われるので、声には出せない。しかし、今ある状況がいいとは思っていなかったことになる。
この国の「サイレントマジョリティー」は、何を言いたいのだろうか。歴代首相や重鎮と呼ばれるような人たちが言った「失言」にその本音を垣間見ることができように思うが、果たして、それは今まだ「マジョリティー」と言えるのだろうか。与党が過半数を取れなかったことは、「不正は不正」と思う良識のある日本人の方が多かったことを意味している。日本は良識的な国であることが示されたと信じたい。
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