日本原水爆被害者団体協議会がノーベル賞を取ったとしても、日本が第二次世界大戦の加害国であることが変わるわけではない。
原子爆弾が非人道的な物であって、広島、長崎に原爆を投下されたことと、日本が韓国、中国に対して、加害国であることとは、別の話である。
日本は原爆の被害者のような顔をしているが、第二次世界大戦により、韓国始め、中国に対してとって来た帝国主義的行為をとったことが無くなるわけではない。
学校で習う平和教育の中で、原爆の話は大切なことであるが、日本が戦争を仕掛けたことは、薄らいでいる。
ドイツと同盟を結んでいた日本は、ドイツのアウセビッツの行為には、日本も同じ責任を負うことになるのだろうか。
「南京虐殺は本当だったのか」という人もいる。何を言われても仕方がないのかも知れない。
今年で、戦後80年になる。しっかりと、客観的に見つめ直す時期なのだと思う。でも、赦してもらえる日が来るのだろうか。
私には、戦争をした経験も記憶もない。戦争は国家の問題で、戦争に行った人がみんないなくなっても、国は続いている。国が続く限り、責任を負うのだろうか。
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