
先日、義父のところへ行った時に、世界陸上女子100m決勝をテレビでやっていたので、見た。
その走る姿の美しさに魅了された。子どもの頃、よく「カモシカのような」という表現で、女子の走る姿を現しているのを聞いたように思う。でも、今回の姿は「チーターのような」という表現を使いたい。
その後、男子の予選だと思うが、やっているのを見ると、「オスライオンのような」感じに見えた。手足も太く頑丈そうで、馬力があって、威圧さえ感じる。ライオンもメスの走る姿は美しい。
それに比べて、女子の走る姿の美しいことと言ったらないと思った。しなやかで、柔軟で、ゴムが伸び縮みしているかのような、滑らかさがあった。
陸上競技のようなことは、日常生活ではほとんどないかも知れない。一万メートルも走ることはないし、100mだって、全力疾走することはない。バスや電車に乗りそこないそうになっても。「駆け込み乗車はおやめください」と注意される。
まして、やり投げとか、砲丸投げとか、そもそも家に無い。そういう意味では「非日常感」いっぱいかも知れない。AIとか、コンピューターとか、そういうものに支えられているのかも知れないけれど、「リアルゲーム」の頂点のようにも思う。
「立てばシャクヤク、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」に加えて、「走る姿は名ハンター!」と言わせてほしい。
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