落款を作った

 中学校の美術部のお手伝いに行っていた時に、授業の課題に「落款を作る」というのがあって、余っていたのを一本もらって、参考作品を作ってみた。当時話題になっていた「鬼滅の刃」の「竈門禰豆子」を題材にした。
 書道を習っていた時に、先生に頼まれて、何本も作った。同時にご厚意で他のお弟子さんたちのものはお金を頂いていいということで、小遣い稼ぎをさせて頂いた。
 禰豆子が籠に入って移動するのは、最初のうちだけだったがその姿がかわいくて、それを写してみた。石彫は塑像と違って、失敗ができないので難しい。
 台座には、「滅」の字を前面に入れて、他三面は禰豆子の着物の柄の「麻の葉文様」を施した。
 文字は、篆刻に使う「篆書」を「五體字類」で調べて用いた。現代は名前が簡単なものが多いのと、当用漢字で正字体でもないので物足らなさを感じていたが、鬼滅の刃に出て来る人物の名前は凝っているので、やる気がわく。
 禰豆子の「子」の字に遊び心で、「一本角」と「牙」と「ピースサイン」をあしらって見ました。
 最近、映画が公開されて再び話題になっているので、これを思い出したので、見て頂きたくて載させて頂きました。

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