
パンダが来年の二月にいなくなると、報道している。契約が切れるとか。
「パンダ外交」とかいうけれど、なんだか汚いやり方に思える。「その国で生まれたものは、その国のもの」というのは、自然法のようなもので、当然のことのように思う。それを無理やり連れ帰るというのは、随分と阿漕なことをするものだと、ずうっと感じている。
飼育員の人たちやそれを見守って来た人たちの思いを無視して、連れ帰るというのは考えられない。
「生みの親より育ての親」という言葉もあり、「生まれ育った地」というのは大切なものだと思う。
私自身はパンダが特に好きなわけではないから、いなくなったからと言って左程悲しくはない。でも、パンダが大好きな人にこれまでにたくさん会って来た。その人たちの心のうちを思うと、可哀想に思う。
でも、今高市総理の発言を必要以上におおごとにして、文句を言ってきているようだから、パンダは貸してもらえないかも知れない。
台湾とパンダとを天秤にかけることになるのだろうか。何か釈然としない。


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