リアル冒険者の加護

 異世界転生冒険者もののアニメを見ていると、神様(女神が多いみたい)から、加護として、スキルを与えられている。色々な能力のようで、剣技や体術やいろいろな魔術(ヒール〈癒しの魔法〉、錬金術、防御魔法、探知魔法等々)を与えてもらって、クエストに出かけ、最終的には魔王などを倒して、英雄になるというものが多いようだ。
 それと、聖書に出て来るものが似ている。
【新改訳2017】Ⅰコリント人への手紙
12:8 ある人には御霊を通して知恵のことばが、ある人には同じ御霊によって知識のことばが与えられています。
12:9 ある人には同じ御霊によって信仰、ある人には同一の御霊によって癒やしの賜物、
12:10 ある人には奇跡を行う力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には種々の異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。
 ここにはも9つの賜物(加護)が与えられる。と書いてある。アニメぽく解説を付けてみます。
 ①知恵の言葉…困った時に神が与えてくれる知恵で、導きやひらめきを与えてくれる。
 ②知識の言葉…知らないはずのことを突然知らされる。罠とか相手の策略とか、陣地や陣形なども知ることができる。
 ③信仰…もうダメだと思った時に、頑張れる思いや力に満ちる。不可能だという思いを払拭できる。
 ④癒し…アニメでは「ヒール」と呼ばれているようだが、癒し全般(怪我も病気も毒)からも癒し、死者も生き返らせることかできる。
 ⑤奇蹟…あらゆる奇蹟。様々な物を取り出せたり、動植物を成長させたり、水の上や空中に浮かぶことができる。時には一瞬で遠方まで飛んで行ける。
 ⑥預言…未来視や、過去や遠方の事柄を知ることができる。
 ⑦霊を見分ける…相手の心の中の思いや本人も知らない霊的な性質や特性や能力を見分けることができる。
 ⑧異言…霊的力(アニメ的には〈魔力〉)を高めたり増やしたりすることができる。
 ⑨異言を解き明かす…霊的力(魔力)の性質や使い方を知ることができる。
 教会関係の方々には、叱られそう( ;∀;)。
 この他にも、旧約聖書の士師記には、「サムソンの力」や「ギデオンの剣」等々、様々な賜物(加護)が与えられている。
 ダビデ王のように、羊飼いというむしろ下層民だった人物が「選ばれ」、様々な「祝福・導き・助け(加護)」を受けて、ヒーローになり、成長し、たくさんの奥さんをめとり、最後には王様になるという話が出て来る。ちなみに、その息子がアニメ界の魔法・魔術・錬金術の始祖とも言えるソロモンである。
 これらの力は現代でも、教会の中で生きています。私は教会はリアル異世界転生冒険者ものだと思います。自分のものにするためには信仰が必要です。「信じるかどうかは、あなた次第です」。

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