
確か子どもを保育園に迎えに行く時間を待ちながら、ソファーに座っていたように思う。その時に「揺れ」を感じ始めて、それがとても大きな揺れだと思った。しかもそれは大きな振れ幅でゆっくりと長い時間に亘って揺れたように感じた。
そして、すぐに「遠くで大きな地震が起こった」と思いテレビを点けて、NHKに切り替えた。
するとすぐに、地震の速報が入り、その後次々と被害状況が伝わって来た。
その後、原発事故の報道が来て、水素爆発する怖ろしい映像が流された。それらの映像を見て、精神的に不安定になり、めまいや立ち眩みが起こり、心療内科を受診して、薬を処方してもらった。
その後、五年程して落ち着いて来ていたのが、ロシアのウクライナ侵攻の時に「核兵器の使用もある」ということを聞いて、再び同様の症状が出て、今も薬に頼っている。
地震の恐怖もあったが、私には「核の恐怖」の方が、苦しいのだと思った。
大地震だけでも大変なところへ、原発事故が重なるというのは、本当に恐怖である。
あれから十五年経つが、被災された人たちは前向きに歩まれているのだろうか。福島などの被災された街は本当に元気になったのだろうか。
心の傷もなくならないし、記憶も消えることはないかも知れない。それでも前を向いて歩んでいけているのなら、本当によいと思う。
遠く離れた私でも、こんな影響があるのだから、現地の人たちには、私には想像できないほどの衝撃だったと思う。
時が経つことで軽くなるものもあるかも知れないけれど、時が経つことで深くなるものもあると思う。
どうか、皆さんが元気になれますようにとお祈りしています。


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