さかむけ

「さかむけ(ささくれ)は親不孝」と、子どもの頃によく聞いた。ネットで調べると「迷信」だとなっていた。
最近、さかむけになって、爪切りで切ったけれど、その後がなかなか治らず痛い。それで、「さかむけは親不孝」という言葉を思い出した。今はいい薬がたくさん出ているようなので、やはりもうこの言葉は死語になっているような気もする。
でも、この言葉を思い出して、親のことを想い出すことができた。もう死んで今は天国から見守ってくれているだろうけれど、子どもの頃のことを想い出して懐かしくなった。想い出すと「親不孝」ばかりしていたように思ったけれど、それも赦して、良くしてくれていたのだと思える。
ささくれも、時にはいいものだと思う。親を想い出すきっかけになるのなら、迷信なんて言わないで、「銘信」くらいにしてほしいかな。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました