「枕営業」は今もあるの？

水戸黄門等の時代劇を見ていると、「旅芸人の一座」というのが出て来る。そして、美人の女座長が幕を張るために、地元のヤクザ風の親分に関係を迫られるような場面が出て来る。
学生の時、あくまでも噂話だと思ったけれど、有名なアイドルが田舎の病院で、妊娠中絶をしたという話を聞いたことがある。「こういうのを『枕営業』って言うんだ。芸能界ってそういう世界だから…」と先輩が意味深な顔で話してくれたことがあった。どこまでが本当なのかはわからない。
でも、今回の中居さんの事件があって、そういうことが今も続いているのかと思って、ショックだった。それがもし、テレビ局ぐるみだったのだとしたら、今も昔（江戸時代辺り）と変わらないように思う。
昨日の朝日新聞の記事に、「セクハラが阻む女性起業家の進出」という見出しが載っていた。投資家や顧客支援の側から、「不適切な身体接触や発言…」とあった。
テレビ局だけではなく、あらゆる人間関係の中に、力にものを言わせて、女性に関係を迫るようなことが今も続いているのだと思うと、やはり残念で仕方がない。
その記事には、「他国でもスタートアップ業界で女性が弱い立場に置かれがちだが、日本ではとりわけ顕著だ」と、書いてあった。
日本は後進国なのだろうか？