
日本には、『院政』という政治手法がある。実際の天皇がいるのに、その上で実権を握っている政治手法のようだ。韓国ドラマを見ていても、皇太后さまが裏であれこれやっては王様を苦しめる。こちらの場合は、専売の取り合いみたいになって、政治の実権を握ろうとしている。
「不快極まりない印象」を与える。やりたい放題して、責任は他人に取らせるという手法だからだろう。
「陰謀」という言葉があるけれど、院政の場合は陰謀ではなく、実権を握ってやりたい放題のイメージが強い。
「会長」とか、「名誉会長」とか、「相談役」とか、名前など何でもいい。
フジテレビの前回の会見は失敗で、再びやるという。その最大の焦点は「日枝相談役」なのに、当人が出てこないのでは、すでに「失敗」しているのではないだろうか。
もう「カメラを入れる」とか、「誰でも参加できる」とか、「質問できる」とかが問題ではなくなっている。今フジテレビがしなくてはならないのは、「日枝相談役が出て来る」ということだと思う。
テレビ局なのに、どうして、視聴者の「見たいもの」に応えられないのだろうか。
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