二つの『J』

 内村鑑三という人は、クリスチャンにはとても有名な人のようだけれど、実は私はあまりよく知らない。
 ただこの、「二つのJ」は聞いたことのある言葉だった。
 戦前の日本は、「信教の自由」を憲法で謳いながら、「国家神道は宗教ではない」と詭弁を使い、その実、思想・宗教弾圧を続け、言論統制を敷き、フェイクニュースを「大本営発表」として、流し続けた。
 そんな、社会の中で、自分の信仰と、「愛国心」を表明するための苦肉の言葉が、「二つのJを愛する」だっただろう。
 二つのJは、ご想像通り、「Jesus」と「Japan」である。
 しかし、私はこの言葉が大好きだ。私にとってイエス様は、最大愛する神であり、日本は最大愛する国である。
 もし、許されるなら、「三つのJ」と言わせて頂きたい。三つ目は、小文字の「japan」でこれは、「漆器」を意味する。「チャイナ」が「陶器」を指すように、「漆器」は「ジャパン」あである。
 今、輪島が大変な状態で、とても心が痛い。「日本」は「にほん(漆芸)」を守れるのか?
 

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました