ひとりちょっとズルをしていますが、どんぐりはちゃんと立ちます。立ててみると、みんな同じなんだなぁと思います。なにかとてもかわいい。
若いころは、他人との「差異」がとても気になっていたように思います。そして、その差異が「個性」なのだと思って、他人との違いを必死で探していました。美術に少し関わっていたから、自分の「オリジナリティ」が重視されていたことも原因かも知れません。
最近は、「同類」ということが重要性を増しています。差異を求め過ぎた結果、「人は元々みんな違う」ということに至りました。それで、逆に同じことに目が向くようになったのかと思います。
「みんな違って、みんないい」と「大同小異」が、行ったり来たりします。でも、もしかしたら、同じ意味なのかも知れません。
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