ローマ人への手紙
10:9 なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われるからです。
10:10 人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。
明治時代になって、西洋からカトリックの人たちが来た時、『隠れキリシタン』の人たちがたくさん出て来られて、とても喜んだそうです。全員処刑されたか、転んだと思われるほどの迫害が日本全土で起こっていたから。
それでも、『隠れキリシタン』の人々は江戸時代を通してその信仰を伝承していた。
人の心や信仰を奪うことはできない。心の中を全部表に出す必要もない。
「ウソをついてはならない」というのは、為政者や支配者や力があって優位な立場の人たちが自分の立場を守るために都合のよいものである。弱い立場にあり、迫害されたり、殺されるかも知れず、暴力を受けている人たちは「ウソをつくしか仕方のない場合がある」。
『隠れキリシタン』の人たちの中には地元の神社の総代などを務めながら、キリスト教信仰を守った。
彼らを「ウソつき」と責めることはできない。
今、ツラい立場にいる人もこの世にはたくさんいらっしゃることと思います。誰も自分のことを思っていたり、心配していてくれる人もいないと思っている人も多いかも知れません。
でも、神様は必ずあなたを見ていてくださると信じています。
表に出て来られなくても、誰かに何も言えなくても、あなたの心はあなただけののです。
あなたが自分で、したくないことや、そう思われたくないことやイヤなことで心がいっぱいかも知れません。
もし、助けを求めているのなら、直に神様に求めてください。教会に来なくても、聖書のことを知らなくても、あなたは救われます。
上のパウロさんの言葉は真実です。
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