
日航機の墜落事故のニュースを毎年見る度に思い出すのは、大学院を卒業して高松の中学校に就職し、初めての夏休みで、職員室で宿直をした時のことです。丁度盆の時期だったこともあり、独身の私はに白羽の矢が当たって、盆時期前の宿直となった。電話等がかかって来て、急用があるかも知れないからということの宿直のようだった。
それで、朝から職員室に詰めていることになっていたが、正直に言ってすることが無い。それで、テレビがあったので、朝からテレビを点けて、その前にずうっと座っていることにした。
そして、点けたテレビに映ったのが、御巣鷹山の事故のことだった。下宿にはテレビが無かったので、前日からのニュースのようだったが、私は知らなかった。
テレビを見ていると、話がドンドンと酷い状況であることを伝えていた。あまりにも酷い事故だったので本当にテレビに喰い入って見ていた。
その後、私は学校へ行けなくなった。夏休み明け前から学校へは行けなくなっていたので、夏休み明けには全く行けなくなっていた。それで、半年ほどして学校を辞めた。
御巣鷹山の日航機の墜落と同じように、私も人生の航路から墜落した。
最近のテレビの見ていると、子どもに向けて、「夏休み明けに学校に行けなくならないように、相談しましょう」というような案内をしている。
不登校になる子どもが多い。小中で35万人もいるとのことだ。
私の経験では「なぜ、行けなくなったのか」はわからない。心当たりはたくさんあるけれど、これっという原因はわからないかも知れない。私の場合は「御巣鷹山の事故のニュースを見たこと」が引き金のように思うけれど、それ自体が原因ではないと思う。
ただ、学校は行きたくない場所だったり、行くのにとても大きな力がいる場所だったりするのだと思う。先生でも不登校になるような場所なのです。
当たり前に普通に学校に通っていたのに、ある日突然行きたくなくなるのか行けなくなる。
解決方法はわからない。その後学校に行ったのは、子どもが学齢に達した時だった。PTA会長もしたが、不登校になりそうなストレスを感じた。それ程、学校とはしんどい所なのかも知れない。
学校に行けるのはすごいことだと思います。学校に行けるようになるのもすごいことだと思います。それでも、どうか学校に行けなくても、幸せな人生でありますようにとお祈りさせて頂きたいです。


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