野生の熊?

 全国的に熊が住宅地や観光地の近くに出没して、大きな被害を出している。毎日のようにスマホの「熊情報」入って来る。熊は日本にいる動物の中で一番怖い「猛獣」だろう。山に食べ物が凶作で街中に出てきていると聞く。地球温暖化の影響らしい。

 神学生の時に北海道に派遣で行った。派遣先の牧師先生のご厚意で、自動車を貸して頂き、名寄から網走、知床、根室、釧路、えりも岬、支笏湖、小樽、札幌から名寄へと各地を回ったことがある。室蘭、積丹、留萌、稚内、帯広、旭川、富良野などは別の機会に行ったことがあったので、青函トンネルを通って、東京に帰る時に函館を通過しただけだったので、できれば函館の五稜郭に行きたいな、と思った。その年は一年間に三回、夏と秋と冬に四か月ほど北海道にいた。
 そして、熊のニュースを知るたびに、知床五湖に行った時のことを思い出す。入口に「熊注意」と書いてあるを見て、ゾッとした。「注意するって、どうやって???」という言葉が頭の中を巡った。一応の対処の仕方は聞いてはいたが、実際に熊に出会ったら、「死んだふり」くらいしかできないと思った。この対処は間違いだとは習ったけれど、きっと身体が固まって身動きが取れなくなるだろうと思った。
 私の時代だと、「空手バカ一代」の大山倍達は「牛」と闘って勝つが、次に「熊」と闘うとかの話になるが、さすがの大山も熊相手は無理ということになって、取りやめたというような話があったように思う。知床五湖を前にして、「大山倍達でさえも熊とは闘わなかったのだから」ということが頭をよぎったように思う。
 それにしても、日本にはもう野生の熊はいないと思う。まして、地球温暖化の影響で、食べ物が無くなっているとしたら、世界中にもう野生はなく、すべて「人の手」の入った結果だろう。

 【新改訳2017】創世記
1:27 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。
1:28 神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。」

と、ある。
 人間はすでに世界を支配下に置いているのだろう。しかし、問題は「支配せよ」という言葉は、「好きなようにして良い」という意味ではない。アダムとエバに「エデンの園の管理」を任せていたことを考えると、「支配せよ」とは「正しく管理・維持せよ」くらいの意味だと考える方がいいと思う。
 つまり、大気汚染や海洋汚染や地球温暖化などは、人間が正しく地球を守ることができていないことを意味している。そして、そのことが私たちの生活を脅かしている。

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