アオサギ

 宇治川派流を散歩していると時々このアオサギを見かけます。こんなに近くで見たのは初めてという感じです。傍で見ると随分と大きくて、ちょっと驚くほどです。野生の鳥の中では大きいほうなのかも知れません。
 京都の動物園で人気なハシビロコウは一応オリの中にいるので、今は野生ではないのでしょう。北海道で見たタンチョウは大きかったですが、見たのは確かオリの中にいたものだったと思います。
 アオサギは京都にはそれなりに生息しているのか、時々見たように思います。
 身長は一メートルほどあるみたいですが、大きいですね。

 アオサギと言えば宮崎駿監督の「キミたちはどう生きるか」は英語の題名は「The Boy and the Heron」みたいで、「Heron」はサギの意味みたいです。だから、そのままだと「少年とアオサギ」という題名のようです。
 このアオサギ、私には宮崎駿監督自身なのか、彼の傍にいた誰かなのか、を現わしているのかと思ってしまいます。
 「黒サギ」でも「白サギ」でもないから「青サギ」という感じで。「サギ」は「詐欺」と同音異義になります。このアオサギはとてもうさん臭く見えます。何を言っているのか、何をさせたいのかよくわからない。そのくせとってもエラそうです。
 大人が子どもに何かを教えている時、もしかしたらみんなどこかこのアオサギに似ているのではないかと思います。
 このアオサギに似て見えるのが、案外「耳をすませば」の地球屋の店主のように思います。
 私も年を取って、「人生とは」なんて書いているのは、やはりどこか胡散臭い気がします。自嘲的にならざるを得ない気がします。皆様にはお付き合い頂いて申し訳ない気がします。

 でも、このアオサギ、その立ち姿が美しくないですか。ちょっと痩せすぎって感じはしますし、ちょっとナヨナヨしている感じなのですが、それでもスッと立った姿がカッコいいなぁと思います。
 「鷺(サギ)」は「詐欺」と同じ響きなのは、可哀想に思います。
 日本語は同音異義が多いのではないかと思います。それで、「掛詞」などの文学的表現も多いのでしょうが、同時にたくさんの「オヤジギャグ」もできます。区別は古典か現代文かの違いなのかと思ってしまいます。でも、楽しい言葉ですね。

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