経済防衛

私には経済のことはよくわからない。でも、日本製鉄がUSスチールを買うと聞いて、またバブル期のバッシングになるのかと心配していた。
すると、バイデン大統領が出て来て、「経済防衛(安全保障上)」だと言って、話を潰しに来た。そんな横槍で、違約金800億円を払わなければならないらしい。こんなアメリカの横暴は戦後ずうっと続いている。
同盟国に「経済防衛」だと言って来るのは、「同盟国ではない」と言っているのと同じだ。
戦後をアメリカに占領された。中国やロシアと分割統治されなかったのは幸いだったが、アメリカの『植民地』のようにして、生き抜いて来た日本。今も「アメリカのポチ」と言われながら、今もその立場を崩さない。
60年安保や共産党に憧れて来た世代は、「もし日本が共産国になっていたら、今のロシア、中国、北朝鮮のようになっていた」ということを自戒しなければならない。

日本製鉄との契約がうまくいかなかったら、いくつかの工場を閉鎖しなければならないらしい。
そのために、800億円を当てにしての最初からの計画だったのではないかと、疑いたくなる。800億円なんて、『焼け石に水』程度なのだろうけど。
「白人中間層」とかに気を回しての大統領選向けのアピールなのかも。

日本も経済防衛をした方がいい。お米などの一次産品の生産量を上げ、小麦やトウモロコシなどのに輸入量を減らし、「自給自足」が何より一番の防衛だと思う。
同盟国のはずのアメリカに「輸出制限」される前に。

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