
お奨め頂いて、このアニメを見た。ちょっと性的描写が強く、かなり暴力的で、暴言も多く、相当残酷で、たくさんタバコを吸っているシーンが多いので、あまりお奨めしたいものではないと思った。
でも、こうしたアニメに付き物なのか、聖書的な何かが混ざりこんでいる。牧師なので、聖書の言葉にはついつい引っ掛かる。
「人は神の形に創られている」とか、「悪魔が来て『毒麦の種』を蒔いて行った」などは、わざわざ聖書箇所を朗読していた。
それと、哲学者や思想家の名前と言葉などが並び、全体に「知的レベル」の高さを誇っているような様子だった。
「ドミネーター」という銃のような武器によって、「シビュラ」というAIのような(実は『免罪体質(犯罪係数を計れない)』人々の脳を統合したような)全国家を統治統括するようなモノによって、人の心を読んで、その人間の「犯罪係数」を計り、裁きを与えるという公安警察の活動を中心に描かれている近未来的なSFアニメという感じの理解をした。
ドミネーターという武器はかなり、刺激的でかっこいいのと、最近は見た目の印象からはかけ離れているように見えるかわいい女の子が、かなり激しいバトルをしたり、難しいシーンで強烈な決断を下す。プリキュアやセーラームーンなどの影響はすごいと思う。
シビュラの統治は、ガンダムシードデスティニーのデュランダル議長の「デスティニープラン」に似ているのと、シードでも聖書の言葉が使われていた。
聖書の言葉が引用されると、ドラマでもそうだけれど、何かレベルが上がる感じがするのが、面白い。日本にはクリスチャンは少ないのに、こういう場合には「気軽に利用するんだ」と思った。
一般の人よりも、アニオタの人の方が、聖書を良く知っているのかも知れない。どうぞ、続けて聖書を学んでほしいと思う。
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