無人清算機のつまらなさ!!

 最近、無人清算機を置いている店舗がたくさんある。以前に「高校生のアルバイトを無くさないでほしい」という記事を書いたように思うけれど、いよいよ本格的に「レジ打ち」の仕事は無くなってしまっているようだ。
 「便利」という言葉は、「悪魔の誘惑」かと思う。確かに、「便利」とか「コンビニエンス」とか、魅力的だけれども、本当に「便利」とか「効率がいい」とかは、人間社会にとって、「益」なのだろうか。
 高齢者にとっては、「厄介で時間のかかる機械」に思える。無人清算機で手間取って、なかなかレジが進んでいない状態もしばしば見受けられる。機械は何台もあるようだが、効率はよくない。
 京都駅にロピアがあって、ものすごい数の人がいて、「ゆっくりお買い物を楽しむ」というよりは、「必要なものをかき集めて、さっさと終わらせたい」という気持ちになる。そのロピアでは、「有人の清算」、つまり昔ながらのレジ打ちの人がいて、支払いはセルフだが、その方が時短で効率がいい。個人的には、支払いも店員さんにしてもらった方が速そうに思うけれども、そこはなぜかセルフで、ということみたいだ。
 銀行がATMの台数を減らしていると聞いた。結局ATMのような精密機器は本体価格もかなり高いことと、メンテナンス台はとても高いらしい。それだったら、人にやってもらった方がいいみたいだ。全く効率がいいとは言えないようだ。

 それ以上に感じることは、レジに人が立っていてくれることが、「一番のサービス」のように思う。人が対面で応対してくれることが何よりもうれしい。機械を相手にしてやり取りをしていると何だか、気持ち悪い。これが人型AI搭載のロボットになると、いよいよゾッとすると思う。

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