パーキンソン氏病

 美川憲一さんの会見を見ながら、母がパーキンソン氏病だったことをまた想い出した。身体が動かなくなる病気で、昔の女性だった母は「自分が横着をしてなまけている」と思われるのがとてもツラく悲しいことだったようだ。「働き者」であることが、昔の女性の『嫁』の最大の存在価値だったので、それが損なわれていくことが、本当に苦しい精神的な負担だったようだ。
 美川さんが「働いて、働いて、働いて、働いて…」と言っているのを聞いて、とてもツラい気持ちになりました。「もう働かなくいいよ」と言っても何の慰めにもならないのかも知れないけれど、母を見ていて、この病気はストレスが一番の原因のようにも感じていた。
 その「なまけている」と思われることがストレスである人こそ、この病気になりそうに思ったし、身体が動くことに価値を感じている人、逆を言うと体が動かなくなることへの不安を感じている人に発症しそうに思えた。
 そして、そういう人だからこそ、この病気になった人は本当にツラいだろうと思う。健康に元気に生きたいというのは、誰しも願うことだろうが、老いは確実に迫って来て、健康も元気も奪い去って行くように感じる。前期高齢者になって、死が近づいていることを感じる。子どもの頃は「他人ごと」だと思っていた死もどんどん身近に感じる。
 どうか、病気の人が癒されますように。不治の病と呼ばれるものでも癒されますように。
 キリストは「癒し主」と呼ばれています。どうぞ、神様癒してください。あなたを信じ、求めるものに、祝福を!
 このクリスマスに素晴らしいプレゼントを!

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