
読み終わりましたが、とても読み進めるのが苦しくなるような内容でした。理解するのも苦しく、「わかった」ということもまだ感じられなくて、何と言っていいのでしょうか。
昔、交通事故に遭ったことがあります。駐車場から右側(反対車線)に出ようとした時に、手前側を走って来た車にぶつかったようでした。私は助手席に乗っていたのですが、その道路は右側に向かって坂になっていて、そのを登ろうとして加速して来た車と衝突したのです。私のところからは全く見えませんでした。右に出ようとしていた車が、一瞬で180℃程向きを変えていました。私の体は前向きにはじかれて、ダッシュボードに頭をぶつけたように思います。そのせいでメガネが飛んだようで、目の前がぼんやりとしか見えなくなったのです。本当に何が起こったのか、わかりませんでした。
この本の印象がそれとよく似ているように思います。交通事故に遭ったような。何が起こったのかわからない。急に物が見えなくなったような。激しい衝撃で、強いダメージを受けて、ちょっと違っていたら、死んでいたかも知れないような。
だからまだ、どこにも行けなくて、病院のベッドか、家でしばらく休んでいないと動けないような。
ただ、筆者が言っているように、私も戦時下だったら、同じようなことをしたかも知れないと思います。もしそうだったら、普通の暮らしはできなくなっていただろうと思いました。私の知り合いの戦争体験者の人たちも戦後の生活にそれぞれに違和感を感じ、支障をきたしているようでしたから。
だから、戦争をしてはいけないと思います。撃たれても、撃っても、殺しても、傍で誰かが殺されても、日常生活は奪われてしまうと思います。戦争こそが、「非日常」の極みだと思うからです。
次に世界大戦になった時に、今度は中国やロシアなど、この本に書かれていた人体実験に使われた人たちの国の人たちが、日本にそれ以上の報復をするだろうと考える必要があると思います。
「やられたら、やり返せ」の時、「目には目、歯には歯」で、等価賠償にはならず。必ずやられた以上の報復をしてしまいます。そして、世界はその報復がすでに、いっぱいいっぱいのところまで来ているように思います。
ただただ平和であることをねがいます。



コメント