
京都駅の傍のヨドバシカメラの地下にあるロピアに行ったら、機関車の走る音がして来た。最初は何かの製造機械の音かと思っていたら、段々と機関車らしくなって来た。そうすると不思議なものでどこからするのか気になって辺りを見回したが、すぐには見つからなかった。
そして、ふと頭を上げると天井の近くの上方に、天井からぶら下げる形でレールが敷かれて軌道が確保してあるようだった。
パーシーと思われる機関車が貨車を引いて、走っていた。造作を遠目ながらに見てもかなり高価なものに思えたので、気が付いてちょっと得した気分だった。
久しぶりに見るトーマスシリーズだった。子どもが小さい頃はよく見ていたが、最近はあまり見る機会はなかった。今もNHKで時々やっているようだけれど、見ることはほとんどなくなった。
他にも何種類かの機関車が載っていたから、今度はトーマスを見たい。
子どもは男の子だったので、トーマスシリーズは良く見たし、電車や新幹線やプラレールやNゲージなど一通りの過程を経たが、男親としては、子どもの頃に果たせなかった夢を子どもに託して、一緒に楽しんでいたように思う。ちょっとズルくて、とっても楽しい。
京阪宇治線に乗っていた頃に、子どもが「ウーン」と言っていたので、「電車はガタンゴトンだよね」というと、不思議そうな顔をした。そして、電車の音を改めて聞いてみるとモーターの音が「ウーン」と唸り声のような音を立てていた。
確かに、最近はレールとレールを溶接してあるのか、切れ目がなくなっていて、「ガタンゴトン」という音はほとんど聞かない。
まして、「シュッシュポッポ」なんて、博物館でなければ聞けない。
そうだ、それで最初に聞いた時にすぐに機関車の音だと気が付かなくなっていたのだと納得した。
現代の子どもは「機関車の音」だとわかって、上を探してくれるのだろうか、と思った。きっと、「トーマスの音」だと思う子の方が多いと思う。私の頭にはデゴイチが浮かんでいた。



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