
世間ではよく「おふくろの味」というみたいだけれど、どうして「おふくろ」なのでしょうか。私は母のことを「おふくろ」と呼んだことがありません。だから、私には「おふくろの味」は存在しないことになります。
実際に親のことを「おふくろ」と呼んでいる人にも会ったような気がしないのですが、皆さんの周りには、そういう人がたくさんいるということなのでしょうね。
そうして、どういうわけなのか、「母の味」として思い出すのは、「素うどん」なのです。香川にいた時に「素うどん」というと「酢うどん?」と言われて、「素うどん」が無いのだということを教えてもらいました。梅干しの入ったうどんはありました。
高松のうどん屋の数は本当に多くてびっくりしましたが、広島市内のお好み焼き屋さんの数と同じほどで、香川大学から広島大学に行って、お昼ご飯がうどんからお好み焼きに代わったのが面白くて、お昼ご飯を食べる度に広島にいるんだ~と思えてよかったです。元々広島県の出身でしたが、私のいた辺りにはそこまでお好み焼き屋さんは無かったので、驚きました。
それで、なんで「母の味」が「素うどん」なのかというと小学生一二年の頃は体が弱くてよく熱を出していました。その時に母が食べやすいからと言って、「素うどん」を作ってくれたのです。
母には申し訳ないのですが、もっとおいしい料理を紹介できればいいのですが、この「素うどん」が一番思い出深いのです。
お陰様で香川にいた時は、うどんがいっぱい食べられて本当に幸せでした。
母の「素うどん」はふくろ麺のくたくたのうどんでした。香川のうどんを食べた初めの頃はゴムを食べているようで驚きましたが、ふくろのうどんなので「おふくろの味」ということなのでしょうか。
ははははははと笑い、ははのはははははははと笑う(多胡輝先生作だったと思います)


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