「God helps those who help themselves.」を翻訳したものらしい。高校生の頃、この言葉が好きではなかった。「自分で助けられるのなら、天(『天』ではなく『神』だろうに、天には(人格=神格=意志)がない)は必要ではない」と思っていたからだろう。
「To help others is to help yourself.(他人を抜助けることは自分を助けること。)」という方がしっくりくる。「情けは人のためならず」という言葉もあるのだから。でもこの言葉も、「情けは自分のため」と長く思われていた。
結局、「オレがいくら助けようとしても、お前が『頑張らなければ』助けようがない。」ということになる。それが、「頑張れ」の連呼の元のように思う。そして、「もう頑張れない」と思った時、「誰も助けてはくれない」につながるように思う。
「神は助けを求める者を助ける」でいいと思うけれど、どうしても「根性論」が必要なのだろうか。
写真はワットさんの発明した蒸気機関の模型のようだ。大阪にあった鉄道博物館で撮ったと思う。
蒸気機関車の姿は死に物狂いで必死で走っているように見える。
万博では自動運転のドローンみたいなものまで出て来るようだ。
もう、そこまで頑張らなくてもいい時代になっているのなら、少し嬉しい気がする
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