
政治の党の関係になどに、婚姻に関わる言葉がよく使われている。
最近も自民党と公明党の関係を『熟年離婚』とか言われている。26年間の結婚生活に妻の公明党が堪忍袋の緒が切れて、とうとう離婚になったという説明がされる。
『新婚時代』とか『蜜月』とか、様々な言葉が使われるが、どれも気色悪い、気味悪い、気持ち悪い。
今度は新たな連立に対して、『再婚』というのだろうか。そして、維新か国民かが、『新妻』とか『若妻』とか呼ばれるのだろうか。そうすると、自民党は、『老獪な化け物のスケベジジイ』というイメージになる。
自民党は、二つの党と連立を組まないと、安定与党にはなれない。そうなるとすぐに、『新妻』と『二号さん』とか『お妾さん』とか『愛人』となるのだろうか。新たに連立を組む二党には、もしかしたらすでにイヤがらせやいじめやいさかいが始まりそうで、どちらも二の足を踏みそうだ。
でもやはり、こんな言い方はやめた方がいいと思う。
政治と婚姻はかけ離れたものだと思うが、逆にだからこんな言い方でもしないと、無味乾燥な世界に少しでも人間味を与えることができるということなのかも知れないけれど、ちっともロマンチックではない。やっぱりやめてほしい。
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