棒鼻

 京都には読みにくい地名とか、変わった名前の地名があると聞いた。よく聞くのが『物集女(もずめ)』という地名だと思う。最初に見た時には、さっぱりわからなかった。
 バスに乗って知ったのがこの『棒鼻』という地名だった。『棒』の『先端』というくらいの意味だろうかとか、考えてみたけれど不思議な名前に思えた。それよりも頭に浮かんだのが、『ピノキオ』だった。
 ピノキオは皆様もご存知のように、「ウソをつくと鼻が伸びる」。だれが考えたのか面白い話ですよね。いい気になると「鼻が高くなる」という感じと似ている気がする。
 でも、ウソをつくと鼻が伸びると、ウソがバレるからいいように思うけれど、ウソがつけなくて困ることにもなるかも知れない。
 政治家の人たちにこの「ピノキオの鼻」がついていたら、大混乱を招くかも知れない。
 ピノキオの話の中には、「大きな魚に食べられる」という話が出て来る。これは聖書の『ヨナ書』から取ったもの、というように聞いたけれど、そうかも知れない。
 ヨナは、「『悔い改めない』とニネべの街を神様が滅ぼす」ということをニネべに伝えるように神様に言われて、伝えるとニネべの人が悔い改めてしまって、滅ばなくなるのを嫌ってニネべに行こうとしなかったから、魚に食べられて、三日三晩(キリストが殺されて復活するまでと同じ日数)過ごすことになる。
 単純に「神様の言うことに従わないと」魚に食べられてしまうという感じだと思う。
 ピノキオもおじいさんの言うことを聞かず、悪いことをして、挙句の果てに魚に食べられてしまう。でも、そこでおじいさんに会って、反省もし、喜んで家に帰ることができ、人の子になれる。
 この話の不思議なところは、何でおじいさんが魚のお腹の中にいたのかというところだけれど、ピノキオを探しているうちに魚に食べられてしまうというのが、「キリストが小羊を探しにいく」というところや、キリストが「黄泉に下り、三日目によみがえった」というところを映しているように思う。
 棒鼻には、ピノキオのお店があるのかな?

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました