気象病 偏見から理解へ

 台風が近づいて来て、今日は夜中から雨がずうっと降っている。今日一日なのか、火曜日までなのか雨が降り続くみたいで、時々晴れ間も出るような天気予報。
 昔はこの「気象病」なんて病気は名前も無かった。名前がないということは、存在が認められないということなのだろう。
 「なんとなく体調が悪い」「調子が悪い」「機嫌が悪い」という話で済ませられていた。その上みんなが調子が悪くなるわけではないから、「気のせい」とか「怠け癖がある」などとも言われていたような気がする。
 そうなると「気合いだ」とか「根性を出せ」とか「怠けるな」とか「言い訳をするな」等々と言われて、とても悪いイメージを付けられたり、評価を下げられたり。
 こうした病は女性に多く見られるみたいで、女性の評価を下げる理由になっていた。それは女性特有の体調不良も女性の立場を下げるようになる。
 生理や妊娠、出産、育児や更年期障害などは、女性の社会的な立場を下げる理由にされて来たし、現在もそのままだろう。(最近は男性の更年期もあると認められているようだけれど。)
 「強い」ことは社会的に立場を上げる。しかし、「弱い」ことを認めることのできる社会ほど、文化レベルの高い社会だと言えるだろう。
 私が子どもの頃は「女子ども」と言えば、「邪魔な存在」という意味で使われていた。最近は「老人」を入れるようになっているようだけれど、「守るべき弱者」「愛されるべき者」としての理解が広がりつつあるように思う。
 しかし、男女は平等である以上に公平であるべきだろう。
 弱者を「足手まとい」とか「邪魔者」であるという野蛮な過去の歴史的な認識は捨てるべきものだと思う。「かわいい」の文化のある日本なら、他国よりも乗り越えやすいのではないかと思う。

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