お客様は神様じゃない!

子どもの頃この言葉が流行っていて、テレビで見た時に、とても不快な思いをしたのを今も覚えている。なぜ、不快感を覚えたのかその時はわからなかった。後から、「人に媚びた言葉」だったからだと思った。
今「カスハラ」が問題視されている。「客は神だろ!」と言っている場面も見受けられる。
神でないものを神にすることは、絶対にダメだ。
「〇〇ハラ」という言葉の裏には、「自分は神だ」or「神のような存在だ」のような思い上がりがある。「なぜ、オレの言うことを聞かない」or「なぜ、もっと敬わない」or「オレはエライのだ」or「オマエは黙って言われたようにしろ」or「オマエはクズで、オレのドレイなんだよ」。「そんなこともわからいのか。バカ、アホ、頭が悪すぎる」のような思いがあるように感じる。
「人に媚び」「ゴマを摺り」「手もみをする」ようなことをしないと生きていけないような社会なのかも知れないが、それを要求したり、喜ぶような人が、天国に入れることはない。

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