エバの堕罪①

【新改訳2017】創世記
3:1 さて蛇は、神である【主】が造られた野の生き物のうちで、ほかのどれよりも賢かった。蛇は女に言った。「園の木のどれからも食べてはならないと、神は本当に言われたのですか。」
3:2 女は蛇に言った。「私たちは園の木の実を食べてもよいのです。
3:3 しかし、園の中央にある木の実については、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ』と神は仰せられました。」
3:4 すると、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
3:5 それを食べるそのとき、目が開かれて、あなたがたが神のようになって善悪を知る者となることを、神は知っているのです。」
3:6 そこで、女が見ると、その木は食べるのに良さそうで、目に慕わしく、またその木は賢くしてくれそうで好ましかった。それで、女はその実を取って食べ、ともにいた夫にも与えたので、夫も食べた。

エバが蛇に誘惑されて、罪に堕ちたというのは、クリスチャンでなくても知っているほど有名な話だろう。最初に騙された「エバが悪い」という男の論理によって、女性が虐げられて来ているように見える。
しかし、この後の記事を読めば、裁きは「蛇・エバ・アダム」の順になっていて、責任のすべてはアダムにある。全責任を押し付けられたアダム=男が、「女が悪い」と言っているのが、「女性蔑視」の始まりのように思える。だから、旧約聖書を土台とする「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教」は女性蔑視の傾向があるように見える。が、やっぱり責任は男にあり、男の責任の方が重い。女性を蔑視する資格はない。

このお話は長くなるので、今日はこの辺で。是非聖書を読んでみてください。

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