子どもの頃、この「うしろの百太郎」や「恐怖新聞」という漫画を夢中で読んだ。その中で、「背後霊」というものを知ったが、それは、「守護霊」ということらしい。
カトリックではよく「守護天使」ということを言うが、プロテスタントでは言わない。
高校生の時に、とても当たるという手相見に行ったことがあった。すごい評判の人だった。私は当時教会を離れて、オカルトや超常現象にハマっていたので、勧められたので、喜んで行った。
その手相見の人は、五、六十歳くらいの白髪が少し混ざったおばさんだった。骨太な感じで、しっかりした印象の人だったが、笑顔の優しい人だった。少し低めの低音の声の人で、説得力と包容力のある感じに、すぐに引き込まれた。
「では、まずお顔からみようかね。」というと、私の顔をジッと見つめられ、何か口の中でブツブツとつぶやいていた。まさか「人相」まで見られるとは思っていなかったので、恥ずかしかった。それから、「名前を教えて。」と言われて名前を紙に書いた。この時も何か言っていた。それから、「じゃあ、手を見せて頂きましょうか。」と言って手相を見てくれた。じっくりと丁寧に見終わった後で、結果を伝えてくれた。
「名前は、実に素晴らしい。お父さんお母さんに感謝しなさいね。この名前は何をやっても幸運を引き込む名前で、あなたが頑張れば必ず、良い物を手にすることができるでしょうね。そして、手相もはっきりしていていい。ただ、人生が二回か三回かな、大きく変わることがあるみたいだね。でも、それは悪くなるのではなく、よりよいものへと移るものだ。そして、人相も見たが、やはり『リーダー』になるタイプのようだ。それから、あなたの背後霊と言って、あなたを守ってくれている霊のことなんだけれど、複数いてね、あなたのご先祖様など色々あるけれど、特徴的なのは『菅原道真』だね。聞いたことあるかい。学問の神様だよ。しっかり勉強すれば、ひとかどの人物になるから、頑張って勉強をしなさい。」と。
普通、教会では全否定されるのかも知れないけれど、私はサウルがサムエルを呼び出したことや魔術師シモンの話などもあるので、否定をするつもりはない。ただ、聖書は占いや霊媒などは禁止しているので、やめた方がいいと思う。下手をすれば、悪霊に憑りつかれることになる。
今、私は聖霊様に満たされている。私の守護神は全能の創造主ヤーウェイである父・御子・御霊なる神様であって、背後霊ではなく、「内住」してくださっている。最強の守護霊であり、背後霊であり、守護神である。
クリスチャンはみんなそうなんだけど。
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