優しさ

 ロレーヌという学者で冒険者で魔術師だった女性は、レントという龍によってスケルトン(ガイコツ)にされて、存在進化を遂げて、グール(表皮の無い筋肉だけの人間)になった「気になる男性」に対して本当に素敵な対応をしてくれます。
 リナルパージュという駆け出し冒険者の女の子も、レントの苦境に命を助けてもらったことに応えて、誠実な対応をします。
 でも、それ以上にこの二人の女性に対して、とても素敵な「優しさ」を感じるのです。
 私はこの「優しさ」は人間性の最も大切な側面の一つだと思うのです。
 「優柔不断」という言葉があります。それは「優しさ」を否定したような言葉だと思います。優しさは人間性において本当に大切なものだと思います。だから、この言葉は好きではありません。「優柔不断だ」と言って、非難する人はイヤです。優柔不断は人間としての迷いとか真理を求める者の苦悩を非難しているように思います。迷うことなく判断を下す人間を、むしろ私は信用できません。最初からあった結論を当てはめるようで、偏狭な感じがします。
 誰かに優しくしてもらって「救われた」とか「癒された」とか感じたことはありませんか。
 人を癒す力も救う力もこの優しさから出ているのだと思います。『優しさ』は『人間性』において最も大切な資質だと思います。
 優しくない人に、申し訳ありませんが、『人間性』を感じられないのです。
 優しさの反対は『厳しさ』だと思います。厳しいことが、人を鍛え、『優秀』な人間を作るという考え方はあると思います。
 でも「優秀」という言葉の中には「優」の字があって、「優しさ」を含んでいると思います。日本語は素晴らしい。
 私はたくさんの女性からたくさんの「優しさ」を頂きました。というよりも多くの女性は本当に優しいのです。女性らしさを「優しさ」というと、叱られるかも知れませんが、私は女性の優しさにとても救われて来たのです。
 このアニメの主人公の男性も女性の優しさに救われたのだと思います。

 アニメの話が多くて恐縮しています。でも、アニメの中にはとても多くの『典型的な真理』が描かれていると思っています。
 これからも、よろしくお願いします。

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