好きな人と好きになってくれた人と?

 何か、本当に「青春だなぁ」と思わせてくれる作品で、楽しい。こんなおじいちゃんになっても若かった頃の楽しさを忘れてしまうわけではない。あの頃の「ドキドキ」や「ワクワク」も、「イタみ」や「クルしさ」も「不安」も覚えている。
 何かそんなことを思い出させてくれて、不思議なくらい面白く感じる。

 猪股大喜くんと鹿野千夏さんと蝶野 雛さんのやり取りはとても素敵な気がする。蝶野さんの明るさがホッとさせてくれるけれど、当人だったらと思うと、なかなか大変な選択をしていると思う。

 高校生の頃だったと思うけれど、男の子同士で恋愛話をしていた時に、「『好きになってくれた人』と『好きになった人』とどっちにする?」みたいな話もした。ほとんどの子が「好きになってくれた人」と答えていたように思う。理由は、「自分たちには選択権は無い」と言うことだった。自分たちがモテないことを自覚していた。
 ところが、その後、女子に聞く機会ができてみると女子も同じように思っていた。「自分に自信がある子」なんて、ほとんどいなかった。
 「その人を好きなんだ」と認めることも、「自分のことを好きだと思ってくれているんだ」と認めることも、簡単ではない。

 告白したこと、ありますか? 告白されたことありますか? その時のことを覚えていますか?
 告白した自分、告白してくれたその人、どちらもほめてあげたい。そして、感謝と敬意を表したい。
 青春の醍醐味だと思いませんか。
 皆さんは、千夏さんと雛さんと、どちらの(が)タイプですか。

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