カ・イ・カ・ン!

 可愛く、美人で、頭が滅茶苦茶良くて、才能にも知性にも溢れた女の子が戦うアニメが最近流行っているみたい。「最後に一つだけ」は毎回素手による戦闘シーンというか一方的に殴りまくるシーンが入っている。
 「ブチ切れ」の方は、知略と戦闘能力を使って、徹底的にやっつける。
 これらのアニメを見ていて思い出したのが「セーラー服」だった。最後に薬師丸ひろ子さんの「カ・イ・カ・ン!」は名シーンだった。
 薬師丸ひろ子さんが演じるのはやくざの組長の娘。それに対して二つのアニメの方は、いいとこのお嬢様。このアニメのヒロインの共通点は「可愛いだけの女の子」に婚約者を奪われるところから話が始まるところ。
 でも、見ていると何か悲しいものを感じる。生まれた境遇に左右され、自分の能力や才能を認めてもらえず「女はバカで可愛ければいい」というすごーく昔からある価値観に今も縛られ続けているのをブチ壊したいという感じ。
 「最後に一つだけ」はそれでも、王子様に助けてもらうという流れがあるけれど、「ブチ切れ」の方は本当に「本人が一人で」という印象が強い。
 女の子の不満を全部吹き飛ばす勢いのように見える。
 これは、女性差別は今もあって、それをブチ壊したいという社会現象なのでしょうか。
 日本の皇室のお姫様たちもこんなアニメを見られたりするのだろうか…。

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